今こそ感性をまとう。山口を牽引するカリスマセレクトショップ。

ジャンルにとらわれず、国産ブランドを中心としたこだわりのセレクト。今年7月に移転リニューアルオープンを遂げ、
ますます勢いに乗る「und star」代表 福田真大(ふくだまさひろ)さんにお話を伺いました。

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自己紹介をお願いします。
福田真大(ふくだまさひろ)。35歳、周南市出身。小学生3年から宇部に引っ越し、実家は宇部にあります。

お店の名前「und star」の由来を教えてください。
お店の名前は縛りや枠をもうけないスタイル、無制限にこだわりなく自由にファッションを楽しむ。
という思いから造語ですが、「アンリミテッド」限りない・無制限を意味し、「スターティング」 始まり・出発を意味します。
その掛け合わせで「und star」という名前をつけました。

この仕事に就こうと思ったきっかけは?
10代から洋服の販売員が憧れではありましたが、現実的にむずかしくて、「夢」っていう表現が適格ですね。
中学生の頃から洋服にはまっていたので、小倉や山口市に行ったりしていました。そこで出会ったのが同店の前身で、山口市内で”圧倒的にお洒落”だと感じていた「アンプ」に就職したのが23歳の時です。前職の仕事にもやりがいと誇りを持っていたのですが、大好きなファッションの仕事を一度も経験しない人生は後で後悔するだろうと思い、考えた末にこの業界に入ったんです。

 

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取り扱い商品をみると幅広い範囲のお客様が利用できそうですが
来店される多い年代は何歳くらいの方でしょう?
移転前は30代のお客様が圧倒的に多かったです。
移転し、以前の常連さんに加え幅広い年代・性別のお客様にご来店いただいてます。
平日ベビーカーを押してお買い物されている方が多くいらっしゃいます。
店内も広いのでそのままふらっとストレスなく入っていただけけるので
最近、女性のお客様が増えました。

店内は入口から奥に入るにつれて成長していくイメージで「カジュアル」から「フォーマル」
どんな服を着ていいのかわからないといったお客様でも一緒に成長していく・・・、そんな思いを配置にも反映しています。
選びやすく、なおかつ空間もおしゃれに・・・

 

服やアイテム選び、多種多様な小物まで全部福田さんセレクトですか?
はい。店内の服やアイテム選びは偏ったエゴにならないようにバランスを考えています。

ニーズも重要なので「これが好き」という感じではなく「惹かれる」という感じで
男くさい部分も残しつつチョイスしています。

 

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今期、福田さんおすすめのブランドはありますか?

「THING FABRICS」。
皆さんご存知の今治タオル生地を使用した服です。(写真下)
一度着るとかなり病み付きになる着心地。

洗濯後の変化も考えて作られていて、サイズがかわることなく長く着れます。
使い込んでいくと生地がなじんで出てくるお気に入りのタオルとかってありますよね。
その感覚がこのブランドにはあると思います。

und starが提案したいのは
服を選ぶのに箱で囲うようにジャンルで縛るんじゃなく、着たいものを着る。

この服はこの系統だからというジャンル分けをとっぱらい、型にとらわれない
流行ってるスタイルではなく自分が着たいものを着る!

それがいちばん楽しいですよね。

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—このポストカード(画像下)もとても可愛いですね。
これは今回山口在住の女性イラストレーターの方にお願いしてデザインしてもらいました。パパ・ママバージョンがあって、お店入り口にもポスターを飾っているのですが、平日はママ、週末はパパバージョンを飾っています。思うんですけど、実は日頃から一番ママ(パパ)のスニーカーを見てるのはお子さんかもしれないなと。そして本当は”ママ(パパ)の靴はきたい”って思ってるんじゃないかな、そんなお子さんの想いがもしあったら可愛いですよね。

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趣味・休日にリフレッシュ、これをすると落ち着く。という気分転換になるものはありますか?
店休日も「展示会」に行くことが多いのと、事務仕事などでこれと言ったお休みはないですが合間にすることといえば
映画ですね。ひたすら見ます。最近は、「シン・ゴジラ」を見に行きました。

1年に1度、お休みをいただいて旅行に行きますが、行先はニューヨークが多いですね。
旅行なのにどうしても仕事目線で散策してしまいますがすごく充実して、新しい刺激をたくさんもらってます。

 

 

この仕事をしていてよかったな。と思う事はありますか?
お客様の変化していく姿が近くで見れることです。
自分もそうだったのですが、「コンプレックスの塊」という方から「自分を変えたい」というお客様。
さまざまな方にご来店いただくんですが最初は何を選んでいいのか不安。
そんなところからステップアップしていく姿。服を着て喜んでいただけてると感じることが
「少しでもund starが影響してくれたんだな」と嬉しくなります。

 

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これからの山口県に望むこと。そして「und star」の今後とは?
隣県である福岡や広島・・・みんな都会への憧れって持っていると思うんです。
ノリもいいし、食べ物美味しい。なにが一番いいかって“地元愛”が強いんです。博多でも「FUKUOKA CITY」とプリントされたTシャツを堂々と着て仕事されてるラーメン屋さんがあったりと、そんな光景を見ていると地元が大好きなんだなあ、誇りに思っているんだな。と感じてとてもうらやましいですね。

山口県民がもっと地元を誇りに思い、自信を持つことが街づくりの課題だと思います。
“und star”の役割は「山口ってすごいんだよ!こんないいお店あるじゃん。」
って自慢したくなる誇れる存在でありたい。そう思います。

 

 

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                                                                    写真/大林直行

 

 

 

 

und star (アンドスター)
〒753-0047
山口県山口市道場門前1-2-25
電話 : 0836-35-1039
営業時間 : 10:30〜19:30
定休日 : 水曜日
HP : http://und-star.com
Facebook : https://www.facebook.com/UndStar/

 

 

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