2018.4.18 Wed
山口県で唯一の琴をつくる製作所が宇部にある。
琴の製造から販売までを一貫して行っている「たましげ」は明治27年、初代・玉重信太郎氏が和楽器販売を営んだのが始まり。
当時の山口県山陽道に位置する楠村(現宇部市)は宿場町として栄え、三味線・琴・琵琶・太鼓など日本古来の和楽器の需要が多くあった。
三代目の玉重美博氏が研鑽を重ねて開始した琴製造は、新規参入の厳しい道のりを経て、人間国宝の宮城喜代子師に高く評価されるほどに。
美しい琴の音色にこだわる「たましげ」の琴づくりの伝統技術は現在、四代目の玉重彰彦さんに引き継がれている。
工房は見学や体験学習も受付ているそう。
是非、宇部の誇るべき伝統文化に触れて欲しい。
たましげ琴製作所
山口県宇部市船木692-2
TEL : 0836_67-0175
URL : https://tamakoto.com/